2024年、9月11日に書きました。10分で読めます
たった1年という期間現限定の特別展示、めちゃくちゃ魅力的なトリケラトプス(Calli)とのお別れもいよいよか・・・ と思っていたのですが、
こんなにキセキ的な保存状態の化石を本当に引っ込めてしまうの? もったいないと感じているのはぼくだけ?
気になったので、ロイヤルティレル博物館にメールで問い合わせてみました。先方からのお返事はこちら。
なんとー!!
祝・常設展示記念?ということで、Calli というトリケラトプス化石の必見「ヤバいでしょ!」を綴ってみました(勝手な個人見解です) 今後のカナダ旅行計画の参考にぜひ!
こんな人に届きますように
恐竜や化石が好き
トリケラトプスが好き
ロイヤルティレル博物館に行ってみたい
恐竜などの古生物と
化石にハマってます
日本への「オンライン授業」
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
5つの「ヤバいでしょ!」
【じつに立体的】
ツノもフリルも 折れていない、ぺしゃんこじゃない!ふつうは地中の重みでつぶされる。
【360度ぐるっと観れる】
じつは後ろに回って観てもらいたいポイントあり(詳細は記事後半に記載)
【ひとりでコツコツと7年】
化石にこびりついた岩やどろの総計は815㎏ たったひとりの技術者が、それを7年もかけてクリーニングした。
【色がグレー】(薄い銀色?)
地中で化石になるとき、地下水に含まれるマンガンという鉱物が骨にしみ込んだ。
【まさかここに?】
カナダのアルバータ州でトリケラトプスが見つかることは超レア(ほとんどはアメリカ)
●ちょっとウケる「ヤバいでしょ!」
クリーニングを担当していた人、フリルをチェーンソーで切ってしまったようです(笑)
情報元
https://x.com/kanossg/status/1827990506632323236
裏にも注目を!
専門用語では「後頭顆(こうとうか)」って呼ぶのだとか。読めないしムズイぜ!(汗)
頭と首(頸椎 けいつい)を繋げる役割り。
「まあるい」から首を振りまわすことが出来たって想像されてます。大きなフリルで威嚇したり、ツノで攻撃したりが出来たのも、このボールジョイントのおかげかも。
発見時のエピソード
発見時のエピソードを、日本語訳で記載してみました。内容と照らし合わせながら博物館のリアルを鑑賞するのが、個人的にワクワクが高まり大好きなんです。
【地元紙のニュース記事から引用】
https://calgary.citynews.ca/2023/10/06/alberta-royal-tyrrell-museum-triceratops/
ぼくらは「predentary」と呼ばれる、くちばしの下の部分にあたる骨に気付いたんです(上の画像を参照)
見上げると頬の一部が突き出ていて(下の画像)、それから角の先端を見つけ、何かすごいものに出くわしたという興奮が高まりました。
小さな岩の塊をひっくり返すと、もう1本の角があることも分かりました。左右両方の角が見えた時点で、頭骨のほとんどが埋もれているだろうと確信できたのです。
日本語の博物館ツアーや化石探しをご一緒に
化石が大好きなぼくが同行します!
バンフやキャンモア発着で、ロイヤルティレル博物館を訪れる1日弾丸ツアーのアレンジも可能です(10~11時間)
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