人が猿人から進化したように、トリケラトプスも最初はぜんぜん違ってた

「トリケラトプス」っていう恐竜の名前を聞いたことがありますか?

博物館や図鑑などで見たことは?

では、トリケラトプスのご先祖さまのことはどうですか? 

ぼくら人間のご先祖さまの姿がぜんぜん違っていたように、トリケラトプスも過去へ遡ると、驚くほど姿や大きさの違う時代があったようです。

それを進化と呼ばせてもらいます。

2025年2月11日に書きました。7分で読めます。

こんな人に届きますように
恐竜や化石が好き
古生物が好き
トリケラトプスは知ってる

記事を書いてる人 / 田中こういち(ロッキー)

日本人旅行者の現地ガイド
恐竜などの古生物と
  化石にハマってます
日本への「オンライン授業」

カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。

目次

こんなに違う!

こちらが、トリケラトプスの時代より4000万年も前に生きていた、ご先祖さまの姿。

田中

え”? 角もフリルもない!

Hidden categories: CC-BY-SA-4.0Self-published workFiles uploaded by Nobu Tamura

そして、大きさはナント!「生まれたての赤ちゃん」くらい。

推定の体長が60㎝、体重は1600g 

「新生児の平均身長は50cm、体重は3000g」と比較しても小さすぎ!

Categories: Aquilops/ Neoceratopsia size comparisons
Hidden category: CC-BY-3.0

田中

ちっちゃぁ・・・

頭の骨は手のひらサイズ! わずか8㎝だったとか。

YouTube の映像より
https://youtu.be/uLVjVDgCC10?si=xmjbj2CKYQjdwI-3

ちなみに、最終進化のトリケラトプスはこんなに大きい!

Hidden categories: CC-BY-SA-3.0-migratedLicense migration completedGFDLSelf-published workPD-s

4千万年前からの共通点?

違いばかりに目がいきますが、似たところもしっかり見えます。


Hidden category: CC-BY-2.5

トリケラトプスは、4千万年もかけて進化してきたとの仮説が成り立ちます。

そんなことが化石のみから推測できる。それが古生物の魅力

化石が見つからなければ、それすら知られることなく埋もれていく。

そして、別の化石が見つかれば新たな仮説が生まれる。

田中

やっぱり化石って楽しいなぁ。しあわせ!

続きはまた

ちっちゃなご先祖さまの名前は「Aquilops americanusアクイロプス・アメリカヌス)」

2014年の12月に論文が発表されています。

新種と断定された化石は、アメリカの「オクラホマ自然史博物館」に展示されているんですね。

博物館の公式サイトを開くと、
トリケラトプスの鼻の上にちょこんと乗っかっている、アクロイプスの頭骨がとても愛らしい。個人的には3D画像にも萌えますわ。

このアクイロプスには続きの話があって、日本の丹波篠山とも関係性が深いのですが、

それはまた別の機会に書きますね。

to be continued

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田中

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