「三葉虫の化石に魅力が詰まってる」2025年8月24日のツアーレポ

7年前に2日間の日帰りハイキングで一緒に遊んでもらった、さっちゃん。

今回は博物館や化石のツアーを希望とのことで、7年ぶりの嬉しい再会を叶えてもらいました。

田中

え? さっちゃんって化石も好きだったの?

さっちゃん

生きもの全般に興味あります

当日まで「予報による二転三転」もあったけど、最終的には「特別保護区での化石ツアー」で遊んでもらいました。

「事前の天気予報」と「英語ツアー」の空き状況を確認しながらの最終決定。

プライベートツアーのガイドとして、特別な準備をしっかりこなした自分に拍手喝采です。

2025年9月9日に書きました。8分で読めます。

こんな人に届きますように
生きものが好き

記事を書いてる人 / 田中こういち(ロッキー)

日本人旅行者の現地ガイド
恐竜などの古生物と
  化石にハマってます
日本への「オンライン授業」

カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。

目次

問い合わせからツアーまで

ツアーは8/24, 2025 特別保護区への有料ハイキングツアーに参加。

7/12に「お問い合わせフォーム」から

当日まで27通のメールをやり取り。

当日の予報と特別ツアーの空き状況を確認しながら

6日前の8月18日にこちらの英語ツアーを予約The Burgess Shale Geoscience Foundation」が主催。

さっちゃんの服装や装備がバッチリなので安心

リスクを最小限に

今回は貴重な化石が保護されている、特別保護区へのハイキング。専属の英語ガイドさんが同行する。そんな有料ツアーに予約した人だけが足を踏み入れることが出来ます。

いつものように、ぼくが勝手にハイキングツアーを企画できる場所ではないのです。

ツアーを主催できる団体は以下のふたつのみ。

Parks Canada

The Burgess Shale Geoscience Foundation

どちらも12名限定。①は7月の時点で満席になっていたので、②の空き状況を毎日確認していました。

ギリギリまで予約をしなかった理由は以下。

●滑りやすい急斜面
●悪天候でも決行
●キャンセル条件が厳しい 

田中

悪天候ではケガのリスクが増えちゃいます。

また、ぼくもこちらのツアーでは通常の参加者。さっちゃんには2人分の参加費を払ってもらう必要がありました。

費用面での負担が大きいので、少しでも天候条件を安定させたい。事前の予報を確認してから予約のタイミングを計る。それは ぼくの役割りなのです。

「違い」あれこれ

このツアーに参加するのは、ぼくもまだ3回目。今回も新たな学びがありました。

同じ三葉虫の化石でも、じっくり観れば違いがたくさん

トゲが「ある」・「ない」
田中

三葉虫の種類が違うようです

「黒い」・「白い」
田中

化石が黒い理由をガイドさんから教わりました

いずれブログに書き残したくてワクワク

「凸む」・「凹む」
田中

化石にも凹面・凸面があるとは知らなんだ!楽しい

もちろん「アノマロカリス」の化石も

正確には抜け殻だけど、十分に感動


こちらは劣化が激しいけど、アノマロカリスの大きさを想像できちゃいます

ツアーフォト

さっちゃんの、めちゃくちゃステキな笑顔を紹介できないのは残念すぎる・・・

キツイ登りや難しい下りも無難にこなしながら、ケラケラと嬉しそうに何度も何度も笑ってくれる。細かな気遣いと配慮がスムーズで美しい。彼女が隣にいてくれるだけで、ぼくも心地よい感覚で1日を過ごすことができました。

さっちゃん、ありがとう!次回は条件が揃って恐竜博物館にも行けますように。

ツアー詳細と料金

岩や化石を持ち帰らないという、当たり前のルールを守れる人は、ぜひお問合せください。

*5%税・まごころランチ込み
*海外からの参加者と一緒に
*ツアー時間:バンフから10.5時間
*トレッキング時間4.5時間
*ツアー期間: 6月下旬~9月下旬

英語ツアーでのお話をしっかり通訳するというよりも、ぼく自身が研究者の方から学んだことを共有する内容にしていきます。

岩や化石を持ち帰ることは違法です。
カナダ国立公園法によって罰金と刑罰の対象となります。


ツアー参加へのお問い合わせは、以下のふたつから

①シンプルなお問合せフォームから

②LINE(問い合わせ専用) でゆるっと相談 *他の人からは内容が見えません*

田中

登り下りや服装については 下の記事から

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