ロイヤルティレル博物館の解説展示から、「生命と進化」について書いてみました。
2026年9月12日に公開– 9分の内容
子どものころは、「かがく(科学)」とか理科が苦手で興味関心もゼロでした。そして、恐竜や化石にもまるで興味なし。
本を読むのは大好きだったけど、もっぱら偉人の伝記や物語ばかり。
田中正真正銘の「文系男子」です。
そんな自分が、5年前の56歳からじわじわと「理系」分野が気になっています(笑)
化石ツアーで訪れるたびに、分かることが増えて興味関心が膨らんできました。無関心だったぶん、伸びしろだらけですね(笑)
このシリーズは、現在61歳のぼくが、過去の「文系な自分」に宛てた「かがく(科学)」のお話。
そもそも、生き物ってなんだろう? ロボットとは何が違うの?
「進化」は強く賢くなることじゃないってどういうこと?




日本人旅行者の現地ガイド
恐竜などの古生物と
化石にハマってます
日本への「オンライン授業」
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
「生き物」ってなんだろう?
かつての恐竜も、ぼくたち人間も、植物も、目に見えない細菌も、
共通する4つのルールがあるんです
①細胞から成り立つ: カラダが「目に見えない小さな部屋」の集合体。
②カラダの中を一定に保てる: 水分や塩分などの調整。
③刺激に反応する: 眩しいときに目を細めたり、音に驚いたり。
④自分と同じ子孫を残せる: 次世代に命をつなぐ。
恐竜も、人間も、タンポポも、目に見えない菌も、みんな細胞の中にこのDNAを持っています。
はるか昔の「たったひとつのご先祖さま」から、命のバトンが繋がってきた!


38億年前から続く命
地球に命が生まれてからの歴史をザックリと。
38億年以上前:命が存在していたという、いちばん古い痕跡
35億年前:いちばん古い細胞の化石
10億年前:たくさんの細胞が集まった生き物(多細胞生物)が増え始める
6億年前:いちばん古い動物の化石が見つかる
命が生まれてから、「あ、植物だ」「動物だ」って分かる姿になるまで、30億年以上もかかっているなんて!
38億年以上前からのバトンリレー。そして、これからも続いていくのかな?
「進化」はレベルアップじゃない!?
さて、ここからが本題です。
「進化」とは強く賢くなることではありません。
「その環境に見合う服に着替える」
そんなことに似ています。
真冬なら暖かいダウンジャケットが役に立ちます。



でも、そのまま灼熱の砂漠に行ったら?


あるときは必須だったモノやコトも、環境が変われば不要・邪魔になる。
進化って、その場に合わせて「ちょうどいい服」を選び直してきた。そう捉えてほしいです。
設計ミスからの進化
違う角度からも「進化」のお話を。
3つの要素と「設計ミス」
①生まれつきの個性(ばらつき)があること:
例えば、同じ鳥のくちばしにもわずかに「長い・短い・太い・細い」などの個性があります。
②その特徴が子どもに受け継がれること:
遺伝(命の設計図 DNA)
③そこで生き残るために有利であること:
例えば、くちばしが短い方が樹の実を食べやすい。
専門用語では「突然変異(とつぜんへんい)」と呼ばれる状態。
そこから、例えば『くちばしが極端に細長い』子どもが生まれたとします。
でもその周辺が、深い地面の中や水中に栄養満点の食べ物が豊富なら「細長いくちばし」が役立つし、明らかに生き残る確率は上がります。


こうして生き残った鳥が子孫を残していくことで、細長いくちばしを持つ鳥が種類を増やし続ける。
そんな仕組みも「進化」には欠かせません。
あとがき



過去の「文系な自分」へ
どう? なんとなく理解できた? それとも、まだまだ難しい?
君が少しずつでも「かがく(科学)」に興味を持ってもらえるよう、ぼくも表現を工夫していくね。
次回へ続く
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