昨日の朝に読んだネット記事が大当たり!
読みながらワクワクが止まらなかったので、自分なりにアウトプットしてみます。
もしも人間が恐竜時代にタイムスリップしたら?
恐竜が生きていた時代は、人間など生きていけない過酷な異常気象。そんな劣悪な地球環境で、恐竜たちはどんな工夫をしてきたのか?
そんなギモンに答えてくれる本がこちら。冒頭のネット記事に抜粋された内容が載ってます。
科学的根拠がしっかり紐づいたその内容は、まさに、ぼくが知りたかった世界。
オルタナティブスクールでの授業ネタにもなりそうなので、先ずはブログでアウトプットしてみました。
2025年4月20日に書きました。8分で読めます。
こんな人に届きますように
恐竜や化石が好き
古生物が好き
科学が好き

恐竜などの古生物と
化石にハマってます
日本への「オンライン授業」
カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。
「息がくるしい」時代に恐竜が登場
恐竜が生きていた時代は、2億3千万年〜6,600万年前。
その中でも最初の2千万年くらいは、いまよりもずっとずっと酸素が少ない時代でした。めちゃくちゃ息ぐるしい環境だから、生きものたちはすぐに疲れ果てていた。
●酸素は今の半分以下
●二酸化炭素は5倍以上
●1年をとおして熱中症になりやすい高温
でも、恐竜だけはバテずに動き回っていた。それはなぜ? っていうのが今回の本題です。
バテないひみつ①- Air Sac
現在の「鳥」の中には、エベレストよりも上空の高度1万メートルを飛び続けることができる種類もいます。酸素は地上のわずか30%ほど。
鳥と恐竜。時代が大きく違う中でも、酸素がとっても少ないという行動条件は同じ。
そして、鳥のご先祖さまを辿っていけば 2億年前の「コエロフィシス(Coelophysis)」にも当たります。
初期の2足歩行恐竜ですね。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Coelophysis_size.jpg
鳥とコエロフィシス(Coelophysis)は、どちらも体内に「Air Sac」という空気のふくろを持っていて、
息を吸っても吐いても、
いつでも体内にフレッシュな酸素が入る仕組みなんだそうです。
人間の呼吸よりも圧倒的に効率が良い。
だから、息ぐるしい環境でもバテずに行動できるとのことです。

Air Sac のおかげでバテない!
バテないひみつ②- エネルギー
バテずに動き続けるには、酸素の他に「エネルギー」も必要です。
★ミトコンドリア: 体の中の小さな“発電所”みたいなもの。酸素と食べ物を使って、エネルギーを作る。
☆インスリン: 食べ物の中の「糖(とう)」をエネルギーとして使えるようにするホルモン(体内のスイッチ)
恐竜や鳥ってミトコンドリアやインスリンの活用がとっても上手いらしい!
だから、少ない酸素でもエネルギー効率が優秀なんですね。
まとめ
2億年も前から完成していた鳥の呼吸とエネルギー生成システム。恐竜の時代からしっかり継承されてきたんですね。



生きものってすごいなぁ・・・
恐竜から鳥への進化は「低酸素」がキーワード
「酸素が少ない」というキツイ環境にいるからこそ、「新しい工夫」や「強さ」につながった。
恐竜や鳥たちは“カラダの変化”を手に入れることができた!
進化を続ける生きものから学べること、たくさんありますね。
オルタナティブスクールでの授業ネタにする日も楽しみ!
日本語の博物館ツアーや化石探しをご一緒に





化石が大好きなぼくが同行します!


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