博物館の主役を創り出す仕事人/「プレパレーター」というお仕事

キャンプ好きの「ハイキングガイド」なので誤解されがちですが、

田中

完全にインドア派です(笑)

1日中パソコンの前にいるのが大好きなのです。

お休みの日は、ブログを書いたりAIの勉強をしたり。古生物の記事を読んだり、ネットで野球観戦をしたり。お部屋で引きこもりです。

中学生のころから化石に興味を持っていたら、「プレパレーター(Preparator)」という技術職を目指していたかもしれません。

むしろ、今からでも憧れますね。

2026年8月02日に書きました。6分で読めます。

記事を書いてる人 / 田中こういち(ロッキー)

日本人旅行者の現地ガイド
恐竜などの古生物と
  化石にハマってます
日本への「オンライン授業」

カナディアンロッキー(キャンモア、バンフ、ジャスパーなど)の現在時刻。

目次

チョコだけを取り出す

田中

「プレパレーター(Preparator)」っていうお仕事は、

「チョコチップクッキーから、中の柔らかいチョコチップだけを取り出す」

そんなイメージでしょうか?(笑)

化石を含む岩の塊りは、数千万年以上の歳月を経てカチコチに硬い。でも、中の化石はボロボロに崩れたり分断されたり。バラバラの破片で埋まっているのも当たり前。

博物館で見るようなキレイな化石ではないのです。

周りのクッキー(硬い岩)を削り、中の柔らかいチョコチップ(もろい骨)は 薬品などで補強しながら、丁寧に取り出す作業に似ています。

影を潜める仕事人

「プレパレーター Preparator」というお仕事を超ざっくり書くと、

『壊れやすい化石をカチコチの岩から削り出す。 研究者が観察しやすく、来館者が見やすいように磨き上げる』 

目立つことは決してない、まさに影の仕事人ですね。

STEP
化石が古い岩の中に埋まっている状態
STEP
研究や展示のために化石を見せる

リスペクトされるお仕事

例えば、下の画像はカナダ「ロイヤルティレル博物館」を代表する化石のひとつ。 

ボレアロペルタ・マークミッチェリ(Borealopelta markmitchelli

ひとりのプレパレーターによって、5年半(7000時間以上)もかけてお披露目されたそうです。

頭部を岩から削り出すだけで、8か月もかかったとか?

恐竜の名前に付けられた マークミッチェリ(markmitchelliは、プレパレーターさんのお名前なんだとか。

カナダやアメリカでは、それだけリスペクトされたお仕事だということも分かります。

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